おばあちゃんがいなくなって昨日で丸3年だってよ 初めびっくりしたよ、ライブの次の日で家でゆっくりしとったら うちのオカンから 『おばあちゃんが今日、急に亡くなりました』ってメール来たんだもん もう信じられなくて、とりあえず家飛び出したもんね そん時の心情を書き殴ったっけな もちろんバンドブログにそんなこと書けないから別のSNSに書いたけど もう今は個人ブログだ、再掲してもいいよね -------------------------------------------- 2010.11.16 今日すごい冷えるな、それにしても。 昨日なんて日は色々ありました。 俺の大好きな大学バスケの先輩夫婦に待望の一粒種が誕生しました。 めでたい!めでたすぎるぜ!! これからも末永く御幸せに・・・ そして神様は、いや俺はあまり神様なんて信じてないんですけど。 俺の大好きな人たちに新しい生命を与えて、そして俺が大好きだった「天白ばあちゃん」を天国に連れていっちゃいました。 最後に会ったのが9月かな、夏休みで帰省して顔出しに行って。 母方のおばあちゃんなんだけどおじいちゃんもまだ健在で。でもじいちゃんの方が数年前からガンやったりと色々体調優れなくて。んで二人とも夏風邪引いて長引いちゃってうちのオカンから「ちょっと今回は体調悪いから会えないかもよ~」なんて言われとったけど。でも行ったら笑顔でベッドから二人で起き上がってくれて。 俺昔からおばあちゃんの作ってくれたきゅうりの漬物が大好きでいっつも天白行ったら食ってて。 うちのオカンが同じの作ってくれたりしたんだけどまるで味が違う。 同じでおばあちゃんが作ってくれたものはおにぎりにしても即席ラーメンにしてもまるで味が違う。魔法の料理の腕でした。 俺も少しは料理できるで東京出てきてからざっとレシピおばあちゃんに聞いてきゅうりの漬物作ってみたりしだんだけどどうしてもあの味が出んくて。 だでその帰省の時に聞いたら味の素を結構入れると教えてもらって。んで東京帰ったらかなり味近いのが作れて。帰る前におばあちゃんが「今度寄る時教えてくれとったら作っといてあげるよ」なんて言ってくれたから俺も「んじゃ俺も作ってって味比べだな」なんて思っとった。 暮れに短いけど休みあるからそこできゅうりの漬物持ってって新年挨拶がてらまた顔出そうかな、と思っとった矢先の出来事でした。 顔出すと俺もう30超えたのにお小遣いやるって聞かないおばあちゃん。 小さい頃俺には北島三郎に顔そっくりに見えてしょうがなかったおばあちゃん。 小堺一機のことをずっと「こさかいいっき」と呼んで聞かなかったおばあちゃん。 耳が遠かったのに10年ぶり?以上に耳鼻科言ったら先生があきれるくらい耳クソ取れてめっきりテレビの音が小さくなったおばあちゃん。 俺が大人になって車で天白行くようになったときには心配だったのかちょっとくるの遅いと「もう家出た?」と実家に電話くれたおばあちゃん。 俺が小さな頃はバス好きで一人でバスで天白から帰った時いつまでも家の前で、バス停の前で見送ってくれたおばあちゃん。 最近はめっきり腰曲がって白髪になったおばあちゃん。 俺が大人になってから天白行くといつも「顔ツヤよくなった」と太ったのを嬉しがる(俺ガキの時肥満児だった)おばあちゃん。 んでいっつも俺の金髪のことを「赤髪」言ってあとはそれだけ直せばええよ、あんまお母さんに心配かけたらかんよ言ってくれたおばあちゃん。 おばあちゃん。 おばあちゃん。 おばあちゃん。 気持ちの整理なんかまるでつきやしません。 正直なんかしとらんと落ち着かんくてしょうがない。 いつかはくるもんですけど、今は全く受け入れられません。 年甲斐もなく、あわててオロオロしとります。 明日がお通夜で今日は特に何もすることがなく、余計落ち着きません。 礼服見に入った服屋で、たまたま見つけたで入ったドコモショップで、人の優しさが身に染みてたまらなくなります。 俺こんな弱い奴だったんだなあ、全然大人になっとらんわ、身に染みて思います。いつもバンドで、仕事で俺に真実を教えてくれ、見せてくれ、言っとるくせにね。 ひっさしぶりに「辛い」という気持ち味わってます。 仕事場には無理お願いして今日から休みもらって。 仕事のお師匠さんから朝電話もらって不意に「お前多分おばあちゃん子だっただろうから」と見透かされた時、あふれる物を止められませんでした。 とにかく、今は喪にふくしてます。 いつかは受け止めなければならん現実、受け止めます。 んで懐かしい話に花を咲かせてきますよ。 どっか旅行に連れてってあげたかった。 きゅうりの漬物、また食いたかったな。 死に目に会えなくてごめんね、おばあちゃん。 俺はガキの頃からの夢叶えて今バスの運転手です。 本当おばあちゃん孝行できなかった思う・・・本当ごめん。 墓前でそう思ってきます。
by writingonthewall
| 2013-11-16 00:50
| 雑記
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